貪れ!福丸さん

千葉市内の雀荘(マーチャオ)で社員として働く普通(?)の30歳。

千葉市内の雀荘で働く30歳女、福丸さん。
前職は高級不動産営業、ディズニー〇ンド、ゲームセンター、焼き鳥屋etc...
赴くままに貪りすぎでは?もう30歳だぞ、これで良いのか福丸さん。

福丸と音楽の話(その10)

こんにちは。

まーた2日間も更新しないで、のうのうと暮らしておりました。

昼夜逆転したり、しなかったり・・・ちょっとよく分からない生活を送っています。

 

おかげで心身共に辟易しています(自分のせいだね)。

体もなんだかボテッとしてきたので、今日からまた筋トレしっかりやります。

というか、朝の部はやりました。私の「やります」は「今やります」にしないといつまで経ってもやらない可能性が高いのです。しっかり、福丸。

 

 

さて、今回は福丸と音楽の話(その9)の続きです。

初見さんは是非最初から読んでみて下さい。

 

 

前回、Wonderful Tonightで出会った男性の話ですね。

と言っても、あくまで「福丸と音楽の話」なので・・・色々と詳しく書くのは違う記事にしたいなーと思っているのですが・・・。塩梅が難しい。ちょっと頑張ってみます。

 

ひとまず、私はその男性とメールアドレスを交換します。

そこで初めて、

 

趙雲って女の子だよね?」

 

と聞かれます。(これだけ見るとすごい字面)

その通り、私は女の子であると伝えます。

 

「なんでわかったの?」

 

という、くすぐったい質問に対し、

 

「ロールが女の子っぽかった」

 

との返信。

・・・本当、ここまで解説しちゃうと音楽の話ができないんだよなあ。

でも、せっかく来てくれてる読者の皆さんに説明しよう!

しかし多くは語らない、例を書いてあげよう。↓の()内の事をロールと言うよ。

 

福丸:彼の事をこうやって話すのは・・・初めてかな。(シングルベッドに浅く腰掛け、哀しそうに伏し目がちで呟くように話し始める)なんか、自分だけの思い出にしておきたいって気持ちもあるんだけど、でもこうやって話す事によって、また繋がれたりして~とか思っちゃう自分もいるんだ。(時折、少し微笑んでは照れ臭そうに前髪をいじるも、視線はどこか遠く、深くため息をつきながらベッドに倒れ込む)。

 

実際はこれを何回かに分けるかして投稿するよ。

なんだよ恥ずかしいからあんまり見ないでくれよ。かつてのセンスは消えたよ。

ちなみにこういうロールよりかは、18禁のロールが得意d(消)

 

 

当時の私は13歳。年上の男性とメール交換をするのは小学生の頃からやっていたが、こういうアプローチのされ方は初めてな上に、呂布趙雲を介して(偉大な2人に本当に申し訳ない)エッ〇な事はしているので、とても変な感じでした。

 

そして彼は次の質問をしてきます。

 

「名前、なんていうの?さすがにずっと趙雲とは呼べないから。」

 

別にフルネームを教えるわけでもないし、言う事に抵抗はありません。

 

「瑠璃だよー」

*私の本名は漢字で瑠璃なのは公表してるので問題無いよ!

 

それに対し、返ってきたメール。

 

「え、本当?俺の名前、RUIっていうんだよね」

*さすがに漢字で書くのはやめときます。

 

最初は疑いました。そんなうまい話があるわけない、と。

同じ漢字を使う人で、異性で、一文字違い。もう「私をだますために嘘をついている」としか思えませんでした。

 

しかし、嘘をつく必要も無いし本当だという彼を信用しました。

 

 

えーっと、これやっぱり福丸の大恋愛中学2年生編で書かなきゃダメだ。

一生音楽の話なんてできなくなる。

 

すんごーーーく割愛すると、彼も10代の頃に音楽(バンド)をやっていました。

そして、エリック・クラプトンを愛していました。私と一緒。

バンド活動をしていなかった時、一人でアコギを担いでは、近くの公園で弾き語りをしていたそうです。

 

そんなある日、夜の公園で弾き語りをしている時。

一組のカップルが声をかけてきたそうです。

 

「何か、僕たちに演奏をしてくれないか?」

 

と。

 

そこで彼が選んだ曲、弾き語りした曲が

 

Wonderful Tonight

 

でした。

カップルはとても喜んでくれたそうです。

 

私はこの話を彼から聞いた時に、その情景が頭に浮かんできました。

暗くなりかかってる公園の噴水の前、ギターを弾きながら歌う彼と、それを寄り添いながら聞く幸せそうな2人が。

    f:id:fukumaru_ruri:20200429103637p:plain

 

今でも良い思い出だ、彼はそう言っていました。

私はそんな彼の言葉や人生が大好きでした。そのカップルに選んだ曲がWonderful Tonightなのも、最高です。そんな10代いますか・・・。

 

 

その影響もあり、私はもっとクラプトンにハマります。

そして、もっとギターでクラプトンの曲を弾きたくなりました。

Wonderful Tonightを、誰かのためにサラッと弾けるような人間になりたいと思いました。

 

 

この、

 

誰かのために弾きたい

誰かに聞いてほしい

誰かに弾いてと言われたい

 

という欲求が増したのは、彼の色々な話を聞いてからでした。

今までは自分のため、ただ自分が弾きたい曲を弾くばかりでした。

 

でも、私も見ず知らずのカップルに「自分たちに演奏をしてほしい」なんて言われたら、涙が出るほど嬉しいです。

 

皆さんも経験ありませんか?

どんな分野でも構いません。

 

「もっと教えてよ」

「もっと見せてよ」

「あなたの〇〇が好きなんだよ」

 

・・・自分が好きな事、得意な事について、他人からそう言ってもらえるのって嬉しいですよね。興味を持ってもらえる、それに応えられる関係ってとても良いですよね。

 

 

話が少しずれましたね。

とにかく、彼が教えてくれたもの、気付かせてくれたものは、

 

クラプトンの良さ(改めて)

人に音楽を聞いてもらう喜び

自分の意思の大切さ

離れてしまったものを取り戻す難しさ

ずっと心に残る恋

 

でしょうか。

私の音楽性に直接ガッツリ!という訳ではないかもしれませんが、思春期の私には多大な影響を与えて彼は去っていきました。

 

彼が私に最後に書いたブログの最初の一文を、私は一生忘れません。

その言葉を思い出すだけで心はあの夏に戻って、苦しくなるのです。

この気持ちも、彼が残してくれたものなんでしょうねぇ・・・。

 

 

と、やはり脱線多めになってしまいました。

音楽の話をガッツリ聞きたかった方達、すみません。

そして、彼と私の話に興味を持ってくれた方達、中途半端ですみません。私の恋の話なんて気持ち悪いかもしれませんが、いつか書こうとは思ってます。自己満足。

 

 

さあ、中学2年生で生まれて初めて目が無くなるほど泣いた福丸。

いつまでも泣いていられません。

 

次回は高校生になってからの話。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

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