福丸と仕事の話(牛角編)
こんにちは。
昨日は更新できず、このブログのファン319人をガッカリさせてしまいました。
大変申し訳ございません。
少し言い訳しますと、私先週から「昼夜逆転」しちゃってまして。
それは駄目だ、戻さなあかん!という事で、昨日は寝ずに朝から活動してました。
昼過ぎまでお店で麻雀牌を磨き、レースカーテンを洗い・・・。
夕方頃に帰ってきて、「最低でも21時頃までは起きてるぞ!」と思っていたのですが、気付いたら爆睡。起きたら深夜。とても楽しい夢が見られました。(ん?)
そして無事に昼夜逆転を1日で戻し、今日は朝から昼寝もせずに活動していました。
という、いつもながら長すぎる前置きにお付き合いいただきありがとうございます。
さて、福丸と音楽の話の続きを書こうと思ったのですが、
あのWonderful Tonightの続きを書くにはそれなりに・・・いや、けっこう意気込みと言うか、私の気持ちが大事(一丁前ぶり)なので、今日は違う記事を書きます。
福丸と仕事の話
です。
2020年4月24日現在、30歳の福丸。それなりに、それなりの人生を送ってきました。
学生時代の時から「24歳くらいには結婚して26歳には1人目の子ども!」と漠然と思ってたので、30歳独身の現実は日々「どうしよう」の連続です。枯れっ枯れ。
そんな私が経験してきた仕事を紹介するシリーズの記念すべき第一回。
です。
中学生の頃から牛角は大好きでした。
福丸と音楽の話で書きましたが、中学2年生で両親が離婚、母親と弟妹と4人で暮らしていた事もあり、高校に入ると同時に
「アルバイトしよう」
と思いました。家計を助けるのもそうですが、高校生=アルバイトするものだと思ってました。
最初はコンビニで~とかも思いましたが、そこは福丸です。
「皆やってるようなコンビニはなんか違う。私は好きな所、やりたい事をしてアルバイトしたい。」
と、生意気な16歳です。
そこで真っ先に思いついたのが牛角でした。
ちょっと薄暗い店内と流れるジャズ、頼まれる度にスタッフ全員が言う「はい喜んでー!」が私のツボでした。あと普通に好きだった。
ちょうど人を募集していたので、電話をして面接に向かいます。
裏口から入る牛角は、とってもドキドキしました。(初職場あるあるッ)
面接をしてくれた店長は女性で、多分30代~40代くらいだったと思います(記憶ッ)。
気さくな人でしたが、ちょっと威圧感が強めなのが印象的でした。
特別何か聞かれるでもなく、15分程度の面接で終了。
無事に採用でした。
「すぐにアルバイト決まっちゃった・・・!!」
とウキウキで家に帰り、薄暗い店内でバチバチに動き回る自分をイメージしてはニヤニヤするのでした。
・・・しかし、牛角でのバイトは長くは続きませんでした。
長くは、と言うか1ヶ月しか続きませんでした。
理由は
「ひたすら何も教えてくれなくて不安、できない。」
でした。
自ら積極的に聞けよ、教わりに行けよ、と思った皆さん。16歳(早生まれで15歳でしたが)のアルバイト初体験の女の子です。そんな事言わんといて下さい(うるんだ瞳)。
さて、期待と不安で目の前が真っ白になりそうになりながら出勤です。
初日は店内と厨房の紹介、が終わったかと思いきや突然放り出されるホール。
どこが何番テーブルかも分からない私に、「〇番テーブルに行って注文とってきて」と店長。
急すぎてカオス
店長はその場を去ってしまったので、厨房の人に聞きます。
そしてそのテーブルに向かうと、すでに先輩アルバイト(高校2年生)がいます。
普通に注文を聞いている先輩。
私は「ぼのぼの」ばりに汗をピュピュピュピューンと飛ばしながら後ろで見ています。
先輩アルバイトはイケイケ系、バリバリこなす系の女性で、注文を取り終えるなり私に言います。
「聞いてた?」
主語が無ぇ。
「注文の仕方、見てたよね。あんな感じで良いから。」
すごく、サッパリ。
アルバイト初日にはメモとペンは必須!を調べていたので、ひとまずメモを取り出します。
すると、後ろから店長がやって来て言います。
「あれ、注文取んなかったの?紙とペンあるなら出来たじゃん、次呼ばれたらよろしく。」
むしろ、紙とペンを持ってなかったらどうするつもりだったんでしょうか。
「これだから最近の子は・・・普通は持ってくるでしょ」ばりに説教でもしたんだろうか、と聞きながら震えます。
初日はとにかく空いてる時間を見つけてはテーブル番号を確認し、呼ばれたらビクビクしながらテーブルに行き、とにかくメモ。
そのメモを持って厨房に伝えに行きます。
でも、走り書きしたメモは商品名を省略しているので、伝える時に「本当の商品名は何だっけ」と拙くなります。
厨房の男性スタッフ達は優しい人が多かったですが、それでもピーク時に私が伝えるのを聞くのは面倒そう、というか困っていました。
「私って必要なんだろうか・・・」
真っ先に思った事です。
平日とは言え17時オープンで、17時からシフトに入っています。
忙しくなるのは20時頃からなので、それなりに付きっきりで教える事もできたと思います(by30歳の福丸)
初めてのアルバイト、初めての接客。それは店長も知っているのですが、それでもこの教育方法(?)なのか・・・もしかして私っていらないのかな・・・。と、かなりガチで思いました。
そして勤務時間も終わり、どう帰っていいか、どうホールからスタッフルームに戻って良いか(1人1人にお疲れさまでしたって言うのかとか)分からない私は、しばらくウロウロします。
厨房の人から「福丸さん、もう終わりでしょ?帰りなー」と言ってもらえて、すごく助かったのを覚えています。
そのままスタッフルームに戻ると、店長がタバコを吸いながらPCとにらめっこ。
「あ、お疲れー。時間過ぎてるじゃん、高校生なんだし早く帰んな。」
画面から視線を外さずに言います。
色々と辟易していた私は、感情が死んでいます。
私服に着替えて、スタッフルームから出ようとする私に店長は言います。
「次はハンディの使い方、教えるから。」
・・・ハンディ?な顔をする私に店長は言います。
「注文とる機械。紙とペンは今日で終わりね。」
・・・?
アルバイト初めての私でも思う「今日意味あったんか?」。
もちろん意味はあったと思います。学ぶ事(勝手に自分で)もありました。
そして、先輩がハンディを使ってるのは最初の場面から見てましたし、これはもっと慣れた人が使うんだ、私はまだ研修中だから使えないんだ(教えてもらえないんだ)と。
次から教えるって次2回目だよねそんなすぐ教えてもらえるんなら今日私が何十件も注文を受けては紙とペンでメモしてバタバタしている厨房に拙い感じで伝えて困られてた時間は果たしてどんな意味があったんでしょうか(早口)
家に帰るなり、母親に聞かれます
「お疲れ様ー、牛角どうだったー?」
・・・私は母から怒られたり、呆れられるのがトラウマレベルで嫌なので、
「うん、良かったよー^^」
と乾いた笑顔で答え、自室に戻るなり携帯で
初めて バイト 高校生 どんな感じ
バイト 高校生 教育
バイト いらない人 対応
と鬼のように検索するのでした。
牛角の話は1回で終わるかと思いましたが、予期せず続いてしまいました。
そして、書いてる内にモヤモヤしてきて、紅茶休憩を挟んだりしていたせいで、日を跨いでしまいました。
2日間更新しなかった事になりますね・・・情けない。
どうにか挽回しますんで、これからも宜しくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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